私も夫も住居というものにそこまで興味がなく、それゆえ築古の賃貸にダラダラ住んでた。
築年数とか設備とかより、とにかく立地さえ気に入ればオッケーという感じ。
そんな私たち夫婦にも子どもが二人産まれ、それなりに住んでいる環境に慣れてきたので、将来のことを考えると今の賃貸は狭いかも??と思うようになった。
世の中の賃貸 vs 購入論争でいうと、自分は賃貸派だなと思う。
子どもがいる期間は限られてるのにそのときに合わせて買うなんて合理的じゃない、自由が遠のくわ、と思っていた。
だけど、子どもを育てていて思ったのは、育児しているという時点で、そうそう立地をガラッと変えるメリットがない。
子どもも親も今の環境に慣れているのでむしろできるだけ動きたくない。。。
(たぶん、育児とか、介護とか、家族に相対的に弱い人がいると、地域に馴染んだ自覚があるかどうかが養育者(介護者)のメンタルに効く気がする。)
あと、予想外だったのが、今まさに住んでいる地域にファミリー向け賃貸がほんとーに少なく(単身向けマンションはそれなりの頻度で建つ。儲かるんだろうな〜)、予算をいくら上げようと、子どもが大きくなったときに引っ越す先がない。
なので、消極的理由で買うことにした。
消極的なので、買うからといってあまりコストが上がらないように、中古マンション購入となった。
住宅ローンの支払いは世帯年収の1割くらいなのでまあ大丈夫なのかなと思ってる。
自分で買うという決断をしてみて思ったのだけど、賃貸 vs 購入なんて、一律の答えがあるわけないな、こりゃ。
フローチャートで○○なあなたはコレ!みたいにざっくり分類するのでさえ無理がある。
購入者の状況もそれぞれなのはもちろん、その地域の状況とか不動産物件の個別性が高すぎてほんと自分で決めるしかないね。
まあ、賃貸にしろ購入にしろ住居費は大きいので、大ぽかだけしないようにすればまずまずオッケーでしょう。